キーワード: 賞与設計 賞与原資 支給率 業績連動 査定 人事評価
賞与は「会社業績の還元」と「個人評価の反映」という2つの意味を持っています。この両方を組み合わせた設計が、納得感の高い賞与制度をつくります。
計算式はシンプルです。
賞与基礎金額 = 給与●ヶ月分 × 個人支給率 × 役員支給率
まず賞与原資を「業績達成率に応じた支給率×月額給与総額の●ヶ月分」で決定します。例えば業績達成率100%で支給率100%、115%以上で200%という設計が典型です。
次に個人支給率を評価点に応じて設定します。設定例:「E(〜40点):40%、D:60%、C:80%、B(56〜60点):100%、A:110%、SS(86点〜):150%」。
さらに役員(上位評価者)の評価支給率を設定します。例:「E:90%、D:95%、C:100%、B:105%、A:110%」。
賞与計算では、端数処理(10円未満または100円未満の切り捨て・切り上げ)と増減額ルール(在籍期間・始末書・業務改善貢献など)をどこに乗じるかも事前に決めておくことが重要です。
賞与は「努力が報われる制度か」を社員が最も実感する場面です。設計の根拠を明示することが、制度全体への信頼に直結します。