キーワード:自己設定型 目標設定 3原則 方向性 難易度 具体性
「目標を自由に設定してください」——そう伝えると、多くの社員は無難で漠然とした目標を書きます。これでは評価制度として機能しません。自己設定型目標が効果を発揮するには、**「方向性・難易度・具体性」**の3原則が必要です。
①方向性:会社の期待と個人の役割が合致しているかどうかです。ズレがあると、どれだけ頑張っても評価されない「無駄骨」になります。目標設定面談で上司がビジョンを共有し、役割との接点を確認するプロセスは欠かせません。
②難易度:現状維持を超えた挑戦があるかどうかです。難易度が低すぎると「現状維持」とみなされ評価は上がりません。評価制度は「成長」を評価する仕組みだという認識を、評価者・被評価者の双方が持つことが重要です。
③具体性:第三者が見て合否を判断できるかどうかです。「コミュニケーション能力を高める」ではなく、「毎週月曜朝のチームミーティングで発言を3回以上行い、日報に記録する」という水準が求められます。
この3原則を目標設定研修で全社員に共有することが、制度を機能させる第一歩です。