キーワード:行動目標 自己設定型 付与型 人事評価 目標設定 プロセス評価

人事評価における行動目標(プロセス目標)には、2つのアプローチがあります。社員自身が目標を決める「自己設定型(Bottom up)」と、経営方針から落とし込む「付与型(Top down)」です。どちらを採用するか、あるいは組み合わせるかは、制度設計の最初に会社として決めるべき方針です。

自己設定型の強みは内発的動機づけにあります。与えられた目標への「義務感」が、自ら決めた目標への「達成意欲」に変わることで、日々の行動が変わり成果につながります。一方、付与型はバリューやコンピテンシーを全社共通の評価基準とすることで、組織文化の醸成と業績向上を同時に狙えます

実際には両者を組み合わせる企業が多くあります。例えば「自己設定型:1〜2項目/付与型バリュー:5項目/付与型コンピテンシー:3項目」という構成が典型例です。

**重要なのは「方針を曖昧にしない」ことです。**評価者も被評価者も「何を見ればいいかわからない」状態が、制度形骸化の最大の原因になります。まず自社の現状と目指す姿を照らし合わせ、最適な組み合わせを選んでください。